社員との関わり方

オンライン活用で職場を救う

先が見えない状況に、社会全体が必死になっています。

不要不急の外出禁止に伴う接客業等の休業を聞くと、本当に私たち一人ひとりがこの事実を受け止めて行動をしなくてはならないと感じます。

誰もが経験したことのない事態。

手探りでも前に進まなくてはいけないですね。

緊急事態宣言におけるあらゆる自粛が、2週間後に成果となってくれることを願います。

 

介護施設に面会に行けません!

私の父は介護施設に入所しています。

認知症が進み、母が1人ではとても介護は無理だと判断したからです。

母は2週間ごとにバスに乗って父に会いに行っていました。

 

それが、この新型コロナ問題で「面会禁止」となり早2か月が経ちます。

もちろん私も会えません。

病院でも同じですが、大切な人に会えないというのは不安とストレスが溜まりますね。

 

特に父の場合は2月に「危篤状態」に陥ったこともあり、いつどうなるかは分からない状態です。

もともと認知症なので会話は成り立っていません。

それでも、施設での様子を見たいと思うのが離れて暮らす家族の願いです。

 

オンラインの活用が始まっています

私も何か出来ないだろうか?と考えていました。

そんな折、ニュースで紹介されていたのが介護施設での「オンライン通話」

施設側が準備をしてタブレットやPCから入所者とご家族を繋ぐというものでした。

ビデオ通話(Skype・ZOOM・LINEなど)の活用で、会話や笑顔が減っていた入所者さんが元気になったと報告されていました。

 

 

 

実際、施設の職員さんたちはよく声をかけてくださるのですが、やはり限界があります。

認知症とは言え、会話がないと表情も乏しくなり症状の進行も早いようです。

直接会えずとも、画面越しで声をかけてあげられるならオンラインの効用は大きいはずです。

 

新型コロナウイルスの終息が見えない中では、職員の皆さんのストレスも相当だとお聞きしました。

自分たちが感染者になってはならない!

施設をクラスター化させられない。

家族からは「会えないのか」と問い合わせが来る。

入所者の体調に常に気を配る、などなど数え上げられないと思います。

 

そんな中で、オンライン通話で家族とやり取りが出来た入所者が笑顔になったり様子が落ち着いてくれるならどうでしょう?

少しでも職員さんのストレスが軽減されるなら取り入れる価値はありますね。

 

我慢をさせないために

介護施設は常に人手不足です。

今働いてくれている職員のフォロー体制を作らないと、今後は更に危機的状況になりかねません。

そのためにも、現場で頑張ってくれている職員の声を聴いてください。

雑談でいいのです。

 

改まって「仕事どう?」なんて聞かないことです。

「どうせ言っても変わらないでしょ」と思われますから。

 

出来れば、外部の人間にその役目を振ってください。

職員が抱えるストレスは、職場の話だけとは限らないのです。

いろいろな事が絡み合っている可能性もあります。

それなのに社内の人間(それも上司)が相手だと、上辺だけの会話しか出来ません。

 

人は悩んでいる時に「自分の話を聴いてもらいたい」と感じます。

そこにアドバイスは不要なのです。

「聴くだけ」が実は難しいもの。

日頃から職員さんとの関係性が抜群で、何でも話し合えているならそのままで大丈夫です。

もし、そこまでの関係ではないのでしたら、是非プロの手を借りて職員の不安を我慢させない仕組み作りをしてくださいね。

 

全員でこの状況を乗り切るためにも、ひと工夫をお願いします。

 

 

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