社員との関わり方

今だから社員のために出来ることをしませんか

連日「新型コロナウイルス」が報じられていますね。

すでに経済面でも影響は大きく、特に中小企業にとっては死活問題。

金融機関や、中小企業支援センターに駆け込み相談する経営者の様子がニュースでも取り上げられていました。

見えない敵に、会社の存続が脅かされている状態ですね。

 

リーマンショックで見た内定取り消し

私がキャリアカウンセラーとして初めて勤めたのが、リーマンショックの年でした。

若者(高校生から30代までの人)が対象のハローワークの相談員です。

働き始めの頃はまだ平和な相談が多かったのを覚えています。

 

「福利厚生がちゃんと出来ている会社に行きたい」という学生がいて、そこが一番気になるところなの?と驚いたほどです。

でもちゃんと就職出来ていたのですね。

 

ところが、いきなりのリーマンショック。

就職状況が一変しました。

 

「内定取り消し」

 

 

 

あと数ヶ月で入社となるはずの学生に突きつけられるには、あまりにも残酷でした。

卒業までに残された日々を、もう一度就職活動に費やすわけです。

心が折れそうになるのを必死に耐えていても、企業も余力がない。

 

結局「非正規雇用」を選ぶ学生をたくさん見てきました。

優秀で、きっと将来社内で活躍しそうな人も同じような境遇だったのです。

あの時の彼らはどうしているかしらと今でもふと思うことがあります。

 

幸い、「売り手市場」には変わりがない現在。

どうかリーマンショックの時のような「内定取り消し」や「採用控え」だけは避けて欲しいと願います。

 

人材は手放さない

経営者にとっては、売り上げが激減したり利益がマイナスになってしまうと会社の存続を考えますね。

 

給料を払うお金が足りない = 人件費の削減 = パート社員や社員のリストラまたは解雇

 

こんな図式になっていないでしょうか?

 

会社を守ることが優先なのは仕方ない。

でも、いきなり従業員を削減するのはちょっと待って欲しいのです。

もしここで簡単に人材を手放してしまったら、また一から採用・育成をしなくてはならない。

研修やOJTに時間とお金をもう一度かけることになりますね。

 

手放した人材は戻って来ないのです。

 

 

 

こんな時だから、社員と向き合ってみませんか?

社員の本音を聴いてください。

経営が厳しいことも、給料が払えないことも隠さず話すこと。

 

会社を離れるか、それでも残ってくれるのかは社員本人に決定権を持たせられないでしょうか。

 

資金繰りに忙しくてそんな時間はないですか?

社員は経営者・社長の考えを知りたいと思っています。

社長こそ、社員に本音を語る。

それが今の苦境を乗り切る秘訣になるはずです。

 

厚生労働省は、北海道の全企業を「雇用調整助成金」の対象とすることにしました。

この流れは広がっていくかも知れませんね。

 

大切な社員・人材を守ることは、会社の将来を左右します。

中小企業の良さは経営者と社員の距離が比較的近いことですね。

この機会だからこそ向き合う!をやってみませんか?

 

キャリアコンサルティングをお勧めするわけ

これまで直接「会話」することがなかった経営者にとってはハードルが高いと感じたら、外部の人間を利用してください。

そんな時に役立てるのが、「キャリアコンサルタント」です。

 

実際、面談を受けた社員さんからは、こんな感想をいただいています。

 

・話をよく聴いてもらえて安心した。

・自分の話に共感してくれて嬉しかった。

・職場での改善点がはっきりした。

 

社内の人間だと言い出しずらいことも、社外の人間なら気兼ねなく話せることがあります。

面談内で出た改善点等は、経営者にフィードバックします。(ご本人の了解を得た上で)

これなら、経営者の時間を使うこともないですね。

 

今はオンライン面談も出来るので、遠隔地でも実施可能です。

ぜひ、いろいろな手を使って社員に出来ることを考えてみましょう。

 

 

 

 

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