昨夜は20社ほどの経営者がオンラインZoomで集まる会に参加しました。
今回の新型コロナの影響、現在の様子、今後についての報告です。
様々な業種が揃っているので、どんな話が出て来るか(仕事柄)興味もありました。
私も少なからず新型コロナの影響で仕事が減っているので、きっと「大変だ」という声がほとんどだと思っていたんですね。
連日ニュースでも中小企業の倒産が話題になっていたりもしますし。
ところが、お話を聞いていると(当たり前なのですが)業種によって全然違う!
全く影響が「ゼロ」ではないけれど経営に支障が出ていないところもあれば、休業要請で売上が激減し本当に厳しいところもありました。
皆さん、持続化給付金や雇用調整助成金、特別貸付などをしっかりと活用されています。
経営者は孤独
この会は中小企業ばかりです。
従業員の人数に差はありますが、様々な決断は経営者がやらなくてはいけない。
特に今回のように、資金問題が絡むとその責任は重いものがあります。
更に、従業員をどうするか?が大きな問題だったようです。
幸い、どこの企業も人員削減はしていませんでした。
しかし、人件費はやはり経営に直接響くもの。
ある経営者は、「社員に100%給料は払いたい」とおっしゃっていました。
経営的には余裕はないかも知れませんが、「人を守る」ことを一番に考えている。
社内の人間に、この想いがちゃんと伝わっているといいなと思いました。
意外にも経営者は自己完結しがちなんです。
口に出して言わないと、誰にも大事なことが伝わらないのですよね。
経営者はアルバイト対応も自分ひとり
接客業では、早くから店頭に立つ時は「マスク」を付けるようになっていました。
しかし、コロナが流行り始めの頃はアルバイト学生の危機感が薄かったと聞きました。
口頭で「マスク着用」を言っても、面倒くさいなどと感じるのかマスクをしない学生もいたのだそうです。
この経営者は、急いでマニュアルを作成し徹底させたのだとか。
万が一、マスクを付けないことでコロナ感染者が出てしまっては店舗閉鎖に追い込まれかねないですね。
SNSでその事実を拡散されてしまう恐れもあるわけです。
「なんの為にマスクをするの?」かを事前に話し合っていたらもっとスムーズにいけたのかも知れないですね。
上司が、社長が言うから・・・マスク着けました、では人は育たない。
マスクを着けるということは、自分に関わっている全ての人のために必要だと納得出来て初めて忘れなくなる。
アルバイトだろうと社員だろうと、お客様からすると同じなわけです。
アルバイト対応も全て経営者が抱え込むと、仕事の量は膨大ですね。
一丸となって乗り切るには
経営者なんだから、自分が頑張らないと!
そのお気持ちはよく分かります。
ただし、何でもかんでも一人で背負い込むには限界もあるのです。
経営に関しては、やはりトップが動かないと始まらない。
でも、従業員問題はどうでしょうか?
ここ、思い切って社外の人間に頼るという手があります。
むしろ手放す方向を一度体験してみてください。
「うちの会社はみんな仲がいいし、何でも言い合える職場だから必要ないよ」
本当にそう思っているのは社長だけかも知れない。
もしかすると従業員は「本当は○○ならいいのに~」と思っていることもあるのです。
親子でも、考えていることが全く同じではないですよね?
特に父親は子どものことが全然分かっていなかったりします(これが経営者)
逆によそのお母さんは子どもの考えていることを知っています。(社外の人間)
他人だから冷静に言動を見ていられるということです。
新型コロナの影響で、働き方も仕事の内容も働く場所も変わってきます。
経営者一人が右往左往するだけでなく、従業員も一緒に巻き込んで立て直しを図ってみてはどうですか?
一丸となることで、新しいアイディアも出て来るはずです。
次の一手を早めに打ってくださいね。
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