関東圏でコロナ感染者が増加しています。
ようやく自粛生活からも解放され、旅行にも行けると思っていた矢先でしたね。
一時的に感染者数が減ったとしても、新型コロナが消滅したわけではなかった!
現実を突きつけられた形となりました。
私たちは、「コロナ以前」には完全に戻ることは出来ないと言われています。
ところが、この事実を受け入れる覚悟が出来ない人たちも中にはいます。
自粛期間中はテレワークを導入していた企業が、自粛解除とともにテレワーク自体を辞めてしまったという話も聞きました。
喉元過ぎれば、で以前の生活に戻してしまう事が本当にいいのか?
コロナによって試されているような気がします。
発注はFAX!
中小企業の経営者様とお話する機会がありますが、先日こんな話題になりました。
「発注が未だにFAXで来るほうが多いんだよね。メールじゃなくて・・・」
職種・業種にもよるのでしょうが、それにしてもFAXですか!
ちなみに、私は久しく使っていません(既に手元にないので)
これだけネット社会になっていても、以前からのやり方を変えようとしないのですね。
FAXは誤送信する可能性もあり、特に個人情報や重要事項が記載されているものについては不安だと思っています。
恐らく、これまでも問題なくやってきたのだからと使い続けているのでしょうね。
同じような事は、今回のコロナでも起こりました。
テレワークを導入しない問題です。
・やり方が分からない
・テレワークしなくても何とかなる
・導入自体が面倒
どちらも、積極的に変わろうとしない体質から来ていますね。
規模が大きい企業のほうが新しい物を取り入れるのが早いのは、それだけ危機感があるからです。
中小企業は「資金がない」「今は困らない」などと先延ばしする傾向があります。
コロナで強制的に変化せざるを得ないことになっています
新型コロナで業績が悪化した企業は二つのパターンに分かれます。
①これまでの仕事(商品)をそのまま継続して何とか乗り切ろうと考えるタイプ
②先を見込んで、既存の仕事(商品)から方向転換をし、新しい道を探るタイプ
②の方が当然リスクもあり、失敗する確率も高いわけです。
資金も必要になってくる。
そう考えると、余計な出費は避けたいし上手くいくあてもないものに挑戦したくない・・・。
結局「変わらない」ことを選択していく企業もあります。
先日聞いた話では、ある観光バス会社は「いずれ観光客(海外旅行客)が戻ってくる」と信じているそうです。
日本でもこの状態の今、海外からの観光客が日本に戻ってくるのは当分先になります。
実際、戻ってくるかどうかも怪しいところですね。
現実を見ずにいると、会社自体が危うくなってしまう。
日本人の観光も大型バスでの移動ではなくて、ソーシャルディスタンスを踏まえた車移動が中心になると言われています。
経営者が変わることを恐れていては、従業員の生活を脅かしてしまうことになります。
従業員を大切にする会社は強い
経営を一番に考えるのが経営者。
では、従業員のことを一番に考えるのは誰でしょうか?
これも経営者ですね。
総務部や人事部ではありません!
以前から従業員を大切にしている会社は、コロナが来ても関係性が揺るがないと聞きます。
この非常時を皆んなで乗り越えようとする。
一方、そうじゃない会社はあっという間に従業員を手放しました。
優秀な人材までも手放している可能性がありますね。
そうなると再建の際に苦労するはずです。
コロナはそのうち終息すると思われていましたね。
現実は「ウィズコロナ」となりました。
今からでも、「変わる勇気」と従業員への関わり方を見直せる経営者が増えることを願います。
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