「キャリアコンサルタントです」と自己紹介をすると、まず説明から始めることが多いです。
「キャリアコンサルタント」というものが、まだまだ認知度が低い証拠ですね。
一般の方に説明をする場合、ざっくりとしたイメージを伝えます。
・ハローワークの窓口で相談に乗ってくれる人
・就職や転職の支援をする人
・働くことに関する相談を聴く人
こう言うと、大抵の方は「何となく分かりました」となります。
本来はもっと多岐に渡るのですが、入り口を広くすると伝わらないのです。
キャリアコンサルティングはハードルが高い?
士業のような名称を挙げるだけで業務が誰でも理解出来る仕事ならともかく、どうにも「キャリアコンサルタント」ではピンときてもらえません。
ある程度の大企業や、すでに社内にキャリアコンサルタントがいる場合は別として。
そのせいか、受け入れ体制が相手にない。
「職場にキャリアコンサルタントを導入しませんか?従業員の悩みを引き出し改善しましょう!」と訴えても、経営者様には届かないことがあります。
その理由として以下のことが考えられます。
①コンサルタントは要らないと言われる。
どうも「コンサルタント」というだけで怪しいと思われがちです。
②経営の相談してくれるの?売り上げ上がる?と聞かれる。
経営コンサルタントと勘違いされます。経営のプロではないので金銭面の相談は出来かねます。
③社員と相談して、辞めたらどうするの?
転職を前提に話すものと勘違いされる。今の環境をいかに良くするかを考えます。
キャリアコンサルティングを分かってもらうまでのハードルが高いのが現状でした。
「コンサルタント」と名乗らない事を選びました
実はホームページを改訂するにあたり、辞めたことがあります。
「キャリアコンサルタント」を全面に出しませんでした。
何をしてくれるのか?が伝わらないと意味がないと思ったのです。
では、スイッチプレス の役目とは?
それは「企業と社員の橋渡し役」をすることです。
経営者様、社員それぞれが抱えている問題や課題を整理して職場環境を整えること。
ここが出来たら、企業は成長へまた一歩踏み出せると考えます。
キャリアコンサルタントとして、働く人の悩みを聴き続けて来ました。
それはあくまでも従業員側の立場に立ったものです。
会社(企業)側、経営者側の立場も知り改善をしていく事で、働く悩みを減らしたい。
「企業と社員の橋渡し役」を気軽に活用してください。