経営者様との面談で話題になるのが、社員との距離感の取り方。
自分ではコミュニケーションを取っているつもりでも、何だかよそよそしい。
お互いの間に壁を感じることがあると聞きます。
人と人との関係作りは難しいですね。
特に世代差があればなおのことです。
社長と社員、上司と部下、先輩と後輩、先生と生徒、親と子。
どうやって上手くコミュニケーションを取るかは永遠の課題かも知れません。
毎朝、あいさつしていますか?
出社(リモートも含めて)時に挨拶を交わす。
誰でも出来ることです。
ところが、大人になるほど自分から挨拶をしない人が増えるのは不思議ですね。
社内でいうと、経営者・役職者に多い気がします。
「社員から先に挨拶すべき」という謎のしきたりでもあるのでしょうか。
経営が順調な会社は、社長自ら先に声を掛けています。
理由を伺うと「今日も元気に来てくれたことへの感謝です。」と言われました。
たかが挨拶、されど挨拶。
声を掛けられて嫌な顔をする人は少ないはずです。
ましてや朝です。
気持ちよく仕事をする上でも、たった一言「おはよう」というだけでお互いの距離が縮まる。
こんな簡単なコミュニケーションはないですね。
態度は表情と声に現れる
じゃあ、取り敢えずこちらから挨拶しておけばいい!というわけでもないようです。
苦虫を噛み潰したような顔で声を掛けられたらどうですか?
または、小さい声でボソッと言われたら相手は気づかないかもしれません。
顔は下に向けたままで、挨拶だけするのもNG。
コミュニケーションを取るという事は、相手に伝わるアクションを起こす事。
誰に言ったのかすら分からない漠然とした挨拶には、漠然とした返事しか返ってきません。
コツは簡単です。
・相手に向かって身体を向ける
・にこやかな表情と大きめの声で
・〇〇さん(相手の名前)と「あなたにですよ」を伝えるために名前を付ける
ここまで出来ると随分と印象が変わります。
意識をするかどうかの問題ですね。
実際に名前をつけて挨拶されると「自分を認めてくれている」と感じるのだとか。
朝から気持ち良く仕事に取り組んでもらえそうです。
挨拶はコミュニケーション万能薬?
朝から忙しいのに、一人一人に挨拶なんてしていられないですか?
挨拶に何分時間がかかるでしょう?
「〇〇さん、おはよう」だけなら10秒もかからないですね。
社内全員と挨拶をする必要はありません。
顔を合わせた相手にだけはしっかりと声を掛けるでもいいと思います。
挨拶を交わし続けることで相手の様子が分かるようになると言います。
その日の体調や悩みがあるのでは?といったことです。
気づいた時に「元気ないようだけれど、何かあった?」と聞けるのです。
ここまで出来るとコミュニケーションが取れている証拠ですね。
悩みや問題があれば相談に来て、と言っても普段からのやり取りがなければ心を開いてはくれません。
職場力を付けるためにも、今日から出来る挨拶から始めてみてはいかがですか?
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