3ヶ月ごとに歯科定期検診をやっています。
きっかけは、多少の痛みを放っておいたせいで大掛かりな奥歯の治療となったことでした。
完治するまでに3年以上も病院通い。
途中全身麻酔による抜歯なども経験し、治療費も相当かかりました。
普段から気をつけておけば、と思っても後の祭りです。
元々「くいしばり」もあり、そのせいで歯が弱くなり虫歯になりやすいとも言われました。
現在は睡眠時にはマウスピースも活用しています。
これも早くから手を打っていたら(気付いていたら)痛い思いをすることも減ったはずでした。
痛みを感じてからでは遅い
虫歯を例にあげましたが、これって職場にも当てはまりますね。
傍目には問題がないように見えるものです。
実は経営者も気付いていないこともあります。
「何となく社員の覇気がない気がするけど、忙しいからかな」
「現場からは特に問題があるとは言ってこないし、まあ大丈夫だろう」
ところが、ある日突然に離職者が続出する!なんてこともあります。
または、メンタル不調で出社出来ない社員がいたとしたら。
職場の不調は突然ではなくて、表面に出ていなかっただけなのですね。
慌てて対応しても、やる気を無くした社員の気持ちを取り戻すには時間がかかります。
退職を申し出た人はすでに転職先が決まっているかもしれません。
いい人材はこうして知らないうちに去っていくのです。
不満を溜めない定期検診のすすめ
解決策のひとつとして、社員の声を聴く定期検診はどうでしょうか?
面談や1on1はすでに実施していても、その頻度は適切ですか?
毎週・毎月とは言いません。
せめて3ヶ月ごとでも社員の現状を聴いてみる。
一人に掛ける時間も長くする必要はないと思うのです。
要は、「困りごとを聴いてくれる、受け入れてくれる」安心感を持ってもらう。
そうすると、不安や不満、課題を口にしてくれるようになります。
あとは解決に向けてどうするかを考えればいいですね。
歯科検診では歯磨きが適切かどうかもチェックしてくれます。
ちゃんと磨けていると「歯磨きが出来ていますね、その調子で頑張ってください」と励ましてもくれます。
この一言、とても嬉しいものです。
社員にはどうでしょうか?日頃から些細なことも褒めているでしょうか?
仕事は基本「人」がするものです。
定期的に社員と向き合う習慣を是非取り入れてみてください。
明日も職場に来るのが楽しみだと思ってもらえますように。
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