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たった一人の言動が人手不足では?

転職相談、企業様から聞こえてくる人手不足の原因の一つが「お局様」問題です。

高圧的な態度や物言いで新人社員の心を疲弊させていく。

当然他の社員からも疎まれている。

ある程度昔からいる社員で仕事に支障なし、解雇は出来ない。

せっかく採用してもすぐに辞めてしまうことが多く、いつまで経っても人手不足が解消しません。

こんな場合、どうしたらいいでしょうか?

本当の問題点はどこ?

確かに態度・言動に問題がある人は、職場の雰囲気を乱し士気も下げがちですね。

周りから「あの人とは一緒に仕事出来ません!」と声が上がり、配置転換をすることもあるようです。

でも、ちょっと待ってください。

どこに異動させたとしても、また同じ問題が異動先で起こりませんか?

これでは「たらい回し」ループを続けるだけです。

解決策にはなりません。

そもそも、その方は本当に「迷惑な人」なのでしょうか?

嫌われるような態度や言動が、何から来ているのか聞いてみましたか?

もっと職場をよくしたいという想いから、敢えて厳しいことを言っていたのかもしれません。

または家庭内やプライベートに問題があり、ストレスからつい態度に出ることもあります。

不満・不平・不安・苛立ちは、本人が気づかない内に顔に現れてしまいます。

その人の一部分だけで「面倒な人」というレッテルを貼ってしまうのはどうなのでしょう。

まずは聴くことから

人は誰かに話を聴いてもらいたいものです。

他人に厳しいお局様だとしても同じ。

もしかすると、本当は自分の話を聴いてもらいたいのではないでしょうか?

これまで職場内で理解してもらえない気持ちが積み重なっての今の状況だとしたら。

「あの人には手の打ちようがない。我慢するしかない」

自分のことを職場でこんな風に言われていると知ったら余計自暴自棄にもなります。

「もっと新人に優しくしてくれないと困るよ」と面談で責めたりはしていませんか?

それでは逆効果です。

働いてくれることへの感謝をしてみてください。

さらに、本人の心が開いてくれるまで聴き続ける。

1度で変化はなくても、諦めない。

せっかく縁あっての社員です。

思い切って向き合う時間をとってみるのも解決策の一つです。

 

 

 

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